結構、小物好きの私にとって、ライトの類も結構好きで、純正マグライトだけでも
2本あり、UFOキャッチャーで取ったパッチモンまで入れると、8本もあります。 これらを、車のダッシュボードや自転車、いつも使うバックの中などに入れてる訳ですが どれも明るい分電池の持ち悪いです。そこで最近話題の高輝度LED を使って、明るくて電池の持ちも良いLEDライトに改造してみようと思います。 |
最近話題の高輝度LEDには、5mm径と3mm径のサイズがあります。 白色と青色の物が1つ450円、赤色が100円位です。 何故こんなに価格差があるかと言うと、白と青色は今まで LEDでは存在しなかった色で、最近開発されたからだそうです。 ←これが改造するマグライト(のパッチモン)。単4電池1本を使用します。 上が、元々マグライトについていた電球。 下にある3mm径の物と並べると、ほとんど同じです。 じゃあ、電球を差し替えるだけで良いかと言うとそうは簡単では ありません。 高輝度LEDの場合、使用する電圧が決まっており白色と青色の物が 3.6Vで赤色やその他は大体2.1Vです。 となると、通常の電池1本の電圧1.5Vでは電圧不足で光りません。 かといってLEDの必要電圧にちょうど合う電池もありません。 なので必然的に3.6Vの物(白・青)だと4.5V、その他2.1Vの物は3Vを 使用することになります。 ただこの小さなマグライトの本体に普通の電池を2本も入れられま せん。 と言うことで今回はボタン電池(LR41)を使用することにしました。 ボタン電池は容量は少ないですが、元々LED自体の消費電力が 少ない為問題ありません。 じゃあこれで終わり?と思ったらまだ難関はあります。 今度は電圧が高すぎるのです。 まあ電球みたいにすぐに切れる訳でもありませんし、規定電圧より 高い為、非常に明るくなるのですが、やはりLEDの寿命を短くしてし まいます。 そのため、回路上には抵抗が必要となります。 一言で抵抗と言ってもその種類は非常に多く適正な抵抗値は幾らな のか計算しなくてはなりません。 必要な抵抗値の求め方は以下の数式で求めます。(請け売りです..) 抵抗値=(入力電圧−出力電圧)/電流値(mA)×1000 電流値は20mAを標準とするようです。 今回白色の物だと (4.5V−3.6V)/20×1000=45Ω となります。 45Ωの抵抗はないので、余裕を見て52Ωの抵抗を準備しました。 これで、ようやく部品が揃いましたので、工作に取り掛かれます。 今回のライトは単4電池1本分のスペースしかありませんが、ボタン電池を 使うと逆にスペースが余ってしまいますので、余ったスペースに抵抗を入れ 回路全体を単4電池サイズに収めます。
サイズを測りながらだったので、2つ目は1時間掛りませんでした。 ライトを点けてみると、あ..明るい...真正面から見ると眩しい位です。 ライトの色も青白い為、蛍光燈で照らしたような感じになります。 作ったライトはマップケースに付けたり、車のダッシュボードに入れたりと、 使い勝手は正直言って良いです。 試しに一晩点けっぱなしにしてみたのですが、暗くなってたものの朝になっても 点いていたのは驚きでした。実質7時間程度ですか... またLEDはその性質上、普通の電球と違い劣化しませんから、半永久的に使える との事です。 個人的に結構気に入ったので、量産しても良いかなぁ... |