ウィンドスクリーン自作!


ロングだろうが1Dayだろうがツーリングライダーにとって、防風効果のある カウルの存在は有り難い物です。
ただあのプラスチックの板切れがなんであんなに高いんでしょ?
納得できない私は、満を持してこの手で作り上げる事にしました!←大袈裟(^^ゞ

まあ、前に乗ってたZ250LTDもカウルなんか無かったから、Djebelも大丈夫と 思ってたんですが、北海道に引越してからツーリングに出かけた時、まあ虫が 当たる当たる!しまいにゃ蜂が首筋に直撃!

春頃でもこんなだと、夏になったらどうなる事やらと思い、ウィンドシールド を付けようと思った次第。
でも、ラフ&ロード製なんかは高いし、それより札幌ではなかなか売ってない。
ネットを見ると、結構自作されている方もいるので、一念発起!自作してみよう って事に。

幸いDjebelはライト周りにライトガードがついているし、サイドのステーには純正 のシールドを付ける為のネジ穴まで付いていたので、他のネイキッドバイクより 楽かなと思って色々と画策。

【材料】

当然特別な工具なんかも無いので、ホームセンターで購入可能な物のみを材料とした。
シールドの材質は当初アクリルを考えていたが、曲面加工が難しいのと、割れ易い という点で却下。近所のホームセンターにクリアブラウンの塩ビ板が有ったので、 それにしました。
 ・金属ステー
 ・塩ビ板(300mm×450mm 3mm厚) 
 ・各種ネジ
 ・ゴム板
材料費はだいたい\4,000位でした。
詳細その時作ったラフ設計図で。 (たいそうな物じゃないですが。(^^ゞ )


【作成】

厚紙で簡単に型紙を作成
塩ビ板のサイズを考えて、実際のバイクから型紙を取る。
といっても、ライトガードの部分だけが分かればOKですけどね。

型紙通りに塩ビ板を切る
型紙が出来たら、それに合わせて塩ビ板をきります。
本当はジグソーがあれば楽なんでしょうが、私は模型用の鋸でセコセコと切って ました。でも塩ビ板は柔らかいんで楽に切れました。
切った後はヤスリで角を落とします。

塩ビ板を曲げる
これも塩ビ板の恩恵にあやかれました。
電気ストーブの前で、ジックリと暖めると面白いくらいグニャグニャになります。
暖めすぎると、本当にどうしようもなくなるので、手で曲げられる程度の温度を 見極めながら作業します。
大きなタライでもあれば、そこに熱湯を張って塩ビ板を入れると、これもクニャ クニャになりますから、そうするのも手でしょう。

ステーをライトガードに合わせて曲げ加工
これは頑張るしかないですね。(笑)
但し、ステーの穴を使ってライトガードへの締め付け固定も行ないますので、 ステーの穴の位置を考慮しておきましょう。
実は最初この穴を考慮してなかったんでステーを2本無駄にしちゃいました。(^_^;)

塩ビ板にステー固定用の穴あけ
固定位置が決まったら塩ビ板に穴あけ位置を写し取り穴あけ。
こればっかりはドリルが有った方が良いでしょう。
荒業的には、固定用のボルトを熱して、一気に穴を空ける方法もありますが、 しくじった時のリスクを考えると、止めた方が良いでしょう。

Djebelへ取り付け
最初にステー類を取り付けます。
シールドを固定するステーとライトガードの間に若干の隙間があったので、ゴム板 を巻き付け固定。(滑り止めにもなります)
ステーが付いたらシールドを取り付けます。
シールドとステーの間にも傷とビビリ音防止の為に薄いゴム板を入れる事をお勧め します。

取り付け後の各部の写真 です。参考までに

DJEBEL ←どうです?パっと見たところナカナカのものでしょ?(自画自賛(^^ゞ)

実際使ってみた感想は....\4,000にしちゃ十分満足!
まあ他の市販品と比べたわけじゃありませんが、胸元に当たる風は格段に減りましたし シールドの風は、大体私の鼻の下辺りに当たるんで、メット自体の風切り音も減ったような 気がします。
流体力学の知識なんて当然無く、全くの勘でシールドを曲げてみたけれど、何とかなる もんですね(笑)
万が一シールドが割れても、型紙が有るんですぐ作りなおせるし。(^^)v

これを付けてツーリングに行った時も、随分楽になりました。
まあその分シールドに当たる虫は凄いですけどね。
あと純正のナックルガードを付けたので、風対策はそれなりに出来たと思ってます。
 
※ 上記の改造等を行われる方は、自己責任にて行って下さい。

BACK HOME NEXT

inserted by FC2 system